金のスコップ杯 ルールブック(2009年度版)
アレスクラー弓張金のスコップ杯4x4トライアル競技規定 当トライアル競技は、アレスクラー弓張会員専用オフロードコースの会場及び施設を利用して、当コースの唯一公認クラブである“6年2組”がスタッフとなって進行するものであり、当クラブへの営利を目的としたイベントではありません。当日の参加費はコースの利用料と開催に関する経費以外の使途はありません。また6年2組の遊興の一環として行っておりますので、スタッフの日当等もありません。

 従って万が一の車両破損、事故や怪我、死亡等に対しての保険等の設定もありませんし、そのことによりスタッフが責任を負うことも一切ありません。これは当コースの地主である岡村建設(株)に対しても同様です。このことをよくご理解いただいた上、参加者各自の責任と判断において事故、怪我のないように注意してください。ご理解いただける場合、別紙誓約書に本人の直筆サインを頂いておりますのでご了承ください。

 尚、楽しい時間を参加者とスタッフで共有するためにはいくつかご協力いただかなくてはならない場面もありますので、上記と併せてお願い申し上げます。

 また、大変恐縮ですが円滑にプログラムを進めるにあたり、参加できるドライバーは以下に該当する方とします。

参加車両を一人で操縦することができること。(いかなる場合にも競技中のパッセンジャー同乗は認めません)
自車故障や転倒時等に自力で対処できる経験とスキルを有すること。(基本的な対処が出来る程度とします。例として転倒時直ちにエンジンオフが出来るなど。故障時に関して、スタッフは基本的に修理に携わる事はありません。また自走応急処置不可の場合、レッカー等の経費を負担することもありません。当コースに留置する場合は一ヶ月間を限度とし、その間に連絡もなく引き取りに現れない場合、放置車両として処分いたしますが、掛かった経費は別途請求させて頂きます。)
危険薬物やアルコールの依存症ではないこと。
当トライアルの趣旨を理解できること。


_ 当トライアル競技に参加できる車両
原則的に日本の一般公道が走行できるナンバープレートを有しており、四輪のゴム製市販タイヤで走行する車両であること。
「六輪車、キャタピラ車は不可。建設車両機械に該当する車両も不可です。」

(フロントへのステアリングブレーキ禁止項目の削除 平成21年度改正部分)

市販車両のシルエットが保たれていて、ボディの材質に5割以上の変更がないこと。
「ソフトトップに変更された車両はソフトトップ車の規定に順じます。」

車体に明らかである危険な突起がなく、フロント側に有効なバンパーを装備していること。
「ウインチ、ウインチに付随する装備の突起等はOK。アンテナやボディの自然板金等の突起もOKです。」

競技専用タイヤや農耕用タイヤ装着していないこと。またチェーン等トラクション補助装備を走行タイヤに装着していないこと。
「グルービングタイヤについては一般的に入手できるショップ等市販のものに対しては問題ないという判断ですが、個人単位で製作されたタイヤでもOKとします。」


フェンダーよりタイヤがはみ出していないこと。
「後付けのオーバーフェンダー等でカバーしている場合はOKです。」

ウインカー、ストップランプ、バックランプが点灯すること。
「ヘッドライト、フォグランプ等に関しては破損防止という理由で競技中は取外しても良しとします。」

各種オイル、冷却水、燃料が漏れていないこと。
「傾斜により燃料キャップからの漏れがある車両や著しいオイル漏れのある車両については、競技中であればそのセクションは棄権とみなして発見次第中止します。」




_

_ 当トライアル競技に参加するにあたっての必須装備

 ハードトップ車両の場合

「鉄またはFRP等簡単に変形しない材質で屋根を形成する車両は以下の装備を有している必要があります。」

ドライバーシートが確実に車体に取り付けられていて、3点以上の有効なシートベルトが装着されていること。
フロントウインドウがドライバーから視界を妨げない状態で装着されていること。
車両前後に、牽引に有効なフックを有していること。
鉄またはFRP等の強度的に有効なドアを有し、外から開閉できること。
運転席または助手席の扉を外さないこと。

 ソフトトップ車の場合

「カンバスまたはビニール等で簡単に変形し取り外しがハードトップに対し比較的簡易な屋根を形成する車両は以下の装備を有している必要があります。」

ドライバーシートが確実に車体に取り付けられていて、3点以上の有効なシートベルトが装着されていること。特に4点式以上が望ましい。
4点以上のロールバーまたは転倒時に速やかに脱出できる空隙を設けられる装備があること。
車両前後に、牽引に有効なフックを有していること。
ジープ、ジムニー等のフロントウインドウが可倒式の車両については、フロントウインドウを立てて固定できること。(競技セクション内ではフロントウインドウは必ず立て、固定すること)
運転席または助手席の扉を外さないこと。
「但し転倒時やドライバーの飛び出し防止に耐えうる強度を持ったハーフドア等は扉と見なします。」
*もともと市販状態で有効な扉のない50系ジープや一部ジムニーについては、メーカー純正またはそれ以上の飛び出し防止用防護柵を設けていることが必要です。



 その他の留意事項

ヘッドライト、ウインカー、リアコンビランプ等への飛散防止テーピングを施してください。その他外れそうな部品や装着品にはテーピング固定してください。
バッテリ端子、ブレーキマスターシリンダーオイルキャップ、クラッチマスターシリンダーオイルキャップ、オイルディップ各種、その他衝撃や転倒等で外れそうな部品や装備品にテーピングを施すことが望ましいですが、逆に火災の原因とならないように各自の判断で装着願います。
転倒時等にエンジンの異常コンプレッションを防ぐためすぐにエンジンオフが出来るよう、ターボタイマー及びリモコンスターター装着車はアフターアイドル設定をナシにして下さい。
その他、車検時のスタッフの指示に従ってください。
 
ドライバーの必須装備について

アクセルワークに支障のないもので、泥地の徒歩移動に困難を生じない靴もしくはブーツ。
ハンドル操作に支障のないもので、肌の露出が少ない服装。長袖長ズボンを基本とする。
ハンドル操作に支障のないグローブ、転倒時等に頭部を守れるヘルメット(注1)着用。
冷静な判断力。(熱くなってクルマを壊したら大変。その後の競技も続かなくなり帰宅も怪しくなってきますよ!)
当日の参加費。(現金のみ。以下の物での支払いは出来ません。外貨、カード、証券、金券、権利書の類、小切手、手形、偽札、出世、体で、モノで、)

注1 ヘルメットについて
形状、規格は問いませんが安全基準を満たしたものとします。車検時に確認があります。



_ 競技中止に関わる事項
 以下の行為を行った場合、当日の競技は即中止となります。また参加費の払い戻しも致しません。

他参加者、及びスタッフに対する暴言及び暴行行為。見学者についても同様。
近隣住民に著しい迷惑をかけた場合。見学者についても同様。
競技中の参加者の危険薬物摂取及び激しい飲酒。
参加者、見学者及びスタッフに対して故意、過失を問わず死亡や生命に関わる怪我人が発生した場合。
参加者、見学者及びスタッフの車両に重大な火災が発生した場合。
 
以下の場合には、参加費の払い戻しを致します。

天候悪化のため競技の継続が難しく、スタッフの判断で中止とした場合。
自治体、地元住民の要請等で競技が中断、もしくは開催されなかった場合。
開会式後の最初のセクションに入る前の車両故障もしくは急用等で当日全く競技に参加出来なくなった場合。
スタッフ、コース管理者、地主の事情において、競技を取りやめる判断が発生した場合。


<<重要なお知らせ>>

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競技ルール
 各セクションごとに最高10点までの減点を加算し、最終的にセクションの減点合計が少ない者が勝者です。

 減点される行為及び減点数は以下のとおりです。

バック(ホイルベース以内) 1点(注2) 平成17年度改正部分
バック(ホイルベース越え) 2点 平成17年度改正部分
5カウント以上の停止(約5秒) 5点(注3)
コーステープ、ポールに接触 10点(注4) 平成21年度改正部分
コースカット、ポールを変形 10点(注4) 平成21年度改正部分
制限時間オーバー 10点
競技中他人よりアドバイスを受けた 10点
セクション内でドライバーが降車 10点
傾斜や転倒などでドライバーの一部がテープやポール、地面に触れた 10点
スタッフやオフィシャルが危険と判断したリタイヤ 10点
ドライバーの意思によるリタイヤ 10点

 セクションは4〜6カ所程度を設置します。

 すべてのセクションを終了して減点数が同じ場合、順位はノーマルカタログ値のホイルベースが長い車両を優先します。
同車両または同寸法の場合はサドンデスルールを適用し、別セクションにて決定するまで行います。

 スペシャルステージには単純に最速タイムを競うものと、隠し設定したターゲットタイムを競うもののどちらかを設定します。金スコ杯の順位には影響はありませんが、別枠にてSS賞を設けます。
参加台数や天候等により、スタッフの判断で開催がキャンセルされる場合があります。


注2 バックについて

 バックとはあくまで車両を後ろに下げる行為を言います。従ってバックギアに入っていても車両が前進または停止していればバックとはみなされません。よってバックギアに入れつつ前進するバックターン等のテクニックは可能ですが、以下の事柄に注意してください。

段差の揺り戻しや斜路でのエンスト、駆動関係の遊び等、ドライバーの故意ではない場合についても、車体が少しでも下がればバックと見なされます。
ホイルベース越えのバックについては、セクションから出てしまわない限りどこまでバックしても減点は2点です。またホイルベースは各車両によって異なるものですが、基本的に競技中は車両のホイルベースを基準にします。従って、ロング車はホイルベース以内バックで減点1点となる距離でも、ショート車だとホイルベース越えで減点2点となる場面があります。
競技のバックはあくまで減点対象ですが、バックすることを嫌って無理をすればコーステープに接触、もしくはコースカットや無理なラインで転倒という、車両にとっても大きなダメージを受ける場合があります。コースの設定や参加車両によってはどこでどれだけバックをするかが重要な駆け引きとなります。

注3 5カウント以上の停止について

 車両が完全に止まっている状態を停止とします。この停止状態は“競技車両の車体が前後左右に移動していない状態”を指します。従ってタイヤが激しく回っていても車体が移動しておらず、グラグラと動揺している場合でも停止とします。もちろんラインを思案するために車両をコース内に停車させたり、エンジンストールなどでドライバーの意思に関係なく車両が止まってしまった場合も停止となります。

 5カウントとなる前に再スタート出来れば減点はありません。5カウントとなった時点で減点5点となり、再スタートが出来なければ再びカウントが始まります。

注4 コーステープ接触、コースカットについて

 セクションを仕切るコーステープはあくまで廃道や厳しい林道をイメージしています。テープは擁壁や自然の岩、樹木の様な障害物、または崖やクレバス等、車両がそこに突入しても物理的に無理なゾーンを示すものとして張られています。従ってテープへの接触は車両破損に通ずるという意味で減点10点としています。
 次に重大な接触をコースカットと言いますが、これは文字通りテープを引きちぎってしまった場合やポールを転倒もしくは変形させた場合を指します。やはり上記の理由により減点10点とします。

またテープ位置が高く、車両がテープに触れていない場合は接触、カットの減点はありません。


_ セクションについて
 各セクションは原則としてスタートとゴールが決められています。

 セクションの右端が赤テープ、左端が青テープで表示されます。逆走セクション等で反対になる場合もありますが、その場合はスタッフより事前に説明があります。

 セクション内の制限時間は基本3分です。3分を過ぎるとタイムオーバー減点10点となり、そのセクションから速やかに出なければなりません。他の事由で減点が10に達した場合も同様です。セクションから出る場合はスタッフの指示に従ってください。

 スタートは車両フロントからイン、ゴールもフロントからアウトします。フロントから入ってリアからアウト、またはその逆は減点10とします。リアからインした場合、リアからアウトすれば問題ないですがセクション内で前進した場合、バックしている行為とみなします。



_ リタイヤについて
 リタイヤにはスタッフが競技続行不可と判断するものと、本人の意思によるものの二つがあります。

 基本的に各セクションごとにリタイヤするという意味で、ひとつのセクションをリタイヤしたからといって次のセクションが走れないということはありません。

 オフィシャルがリタイヤと判断した場合は赤旗もしくは頭上でXを出します。サインを確認したらオフィシャルの指示に従い速やかにセクション外へ移動して下さい。

 次に本人の意思によるリタイヤですが、コース内で身動きが取れなくなってしまった場合や、これ以上はいけないと判断した場合等が想定できます。そのときは近くのスタッフ、オフィシャルにリタイヤすることを声で告げるか、手を振る等の身振りで意思を伝えてください。リカバーや牽引の為、ドライバー以外の誰かが競技車に触れた時点でリタイヤが成立します。

 車両破損によるリタイヤで次セクションまでに走行の復旧ができないような場合については、次セクションのリタイヤをなるべく早めに告知してください。また、最初のセクションに入る前の故障等で当日の競技そのものをリタイヤせねばならない場合は、参加費の払い戻しを致しますので昼休みまたは閉会式後にスタッフにご相談ください。
 その他、詳細なルールに関しての質問はスタッフかオフィシャルにご相談ください。





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