2012年10月11日(木) 【ノスト】 苦しみの無い世界があるならば そこにはきっと喜びも無くて 存在は誰かの為ではなく ただそこに在るだけ 正しさなんてどこにも無いよ 在るのは誰かの思惑だけ 人間は何かを否定することで 劣等感を薄めている どれだけ頑張ったところで 透明にはなれないのに 言葉は心よりも軽くて だからフワフワ浮いてしまう 人の記憶が曖昧なのは 言葉が抜けているから 無色透明に落ちた墨のよう 生きることは汚れていくこと もしかしたら生まれたばかりの僕は 何かを望んでたかな？ 漂白剤を落としても それはただの｢白｣です。 さようなら、｢自分｣ さようなら、｢透明｣ ｢おかえり｣が見えない ｢ただいま｣は腐った。 誰かを護りたいと願う僕は ｢誰も護りきることは出来ない｣と 知っているから苦しくなるの あなたも消えてしまうの？ もがけばもがく程無意味さ こんな僕が在るだけだから そもそも僕って何なんですか？ 『絶対』ってどこに在るの？ 僕の使う言葉って どこまでが｢嘘｣なのかな？ さようなら、｢あなた｣ おはよう、｢有色｣ 疑問符が増えて 息が出来ないよ。 身体はきっとここに残るけど 君も子猫も透明になったの？ だから空を見上げるといつも 泣きそうになってしまうの？ 僕は今、｢僕｣になれてますか？ どれだけ黒を隠す白になっても いつか消えてしまうとしても 望みの上に息をしている 何も持っていないんじゃない その手は、ちゃんと繋ぐ為。 さようなら、｢空白｣ おかえり、｢全て｣ いつかは忘れる それでも愛したい。 優劣なんかじゃない 僕は僕だろう あなたはあなただろう いついつまでも。 [▽] [ｺﾒﾝﾄ] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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