【2T・2TGエンジン用ピストン
☆クリーニング☆
Part 1 分解 編】


段ボール箱の中にはお宝が…

そう、2T・2TG用のピストン一式♪
TRD製 88.5o オーバーサイズピストン!
シリンダーブロックをボーリングしてコイツを組めば175 ( イナゴ ) に…
ご存じの方も多いでしょうが、1600t → 1750t ってことです、念のため (^-^)

 予定してた仕事が延期になりちょっと時間ができたので、再利用出来るように仕上げておくことに…

では ピストンを分解していきましょう♪ 
 まずはピストンリングを取り外します…
1番上のリング、コンプレッションリング―トップリングから…
このトップリングが吸気・圧縮・燃焼 ( 膨張 ) ・排気の各工程での機密性を保つ ( シール ) する主な役割を担っています。

 続いて2番目のリング、コンプレッションリング―2nd リング…
2nd リングは、トップリングのシール機能を補助すると共に、シリンダー壁の油膜の厚みを調整する役割を果たします。

 そして3番目のリング、オイルリング…
オイルリングは3ピース、上下2枚のサイドレール ( レール ) とその間のスペーサエキスパンダ ( スペーサ ) の3つがセットでオイルリングを構成しています。
 サイドレールは 約0.4o 程の厚さの薄い板状のリングで、このレールには、エンジンオイルを適量 ( 必要最小限の量 ) だけシリンダー壁に残して余分なオイルは掻き下げる役割があります。
 まずこのレールを取り外します。

 そしてスペーサ…
スペーサは波形のリングで、スプリングのように上下のレールをシリンダー壁に押しつける役目を果たします。また波形の形状は、ピストンのオイルリング溝に設けられたオイル逃がし穴にオイルを逃がす役目も果たします。

 次いで、ピストンピンのクリップ ( Cリング ) を外します。







反対側も…

コンロッドキャップナットを外して…








キャップを抜き…

コンロッドメタル ( ベアリング ) を外します。

残りの3本も同様に分解しました♪

 次に 油圧プレスにセットして、ピストンピンを抜いてコンロッドを取り外します…






浸透潤滑剤を吹き付けて…

ゆっくりとレバーを上下に動かして圧力を次第にかけていき、ピストンピンを打ち抜きます…









するとホラこの通り♪(^-^)

 同様にして全て分解し終えました!( -。-) =3

 

 

ピストンはかなりカーボンやスラッジが
こびりついちゃってますね〜 (>_<)
キレイに洗って磨いてやりましょう♪(^o^)/

しまった!

クリーナーとカセットガス、切らしちゃっ
てるの忘れてました… (ノ_・。)

仕方がない、この続きは後日また改めて…
ということにしましょう。

楽しみにお待ち下さいね♪(^-^)


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