コーティングを施工した、ライトレンズや樹脂パーツをマスキング

　２種類の脱脂剤を使用して脱脂していきます…
石油系クリーナー(左側)
アルコール系クリーナー

　先ずは、石油系クリーナー…
クリーナーをマイクロファイバークロスに少量含ませ、拭き残しや拭きムラがないよう１度におよそ５０�p四方ほどの広さをゆっくり確実に、力を抜いてクロスを滑らせるようにして拭いていきます。磨き上げたボディーにキズを付けないよう細心の注意が必要です。これをクロスの面を替えながら繰り返し、ボディー全体、そしてボディーが終わったら、ドア等の内部も同様に拭き上げていきます。
　そしてさらに、こうして一通り終えた後、クロスを替え同じ作業をもう一度繰り返し行います。

　次いでアルコール系クリーナー…
マイクロファイバークロスを替え、石油系クリーナーと同様に、アルコール系クリーナーを使用して、繰り返し２回拭き上げを行います。磨き上げたボディーにキズが付けば再度磨いて手直しをしなければならなくなりますが、コーティング被膜を塗装面やプラスチックパーツに強力に結合させるためには、脱脂を確実に行わなければなりません。
　エアーツールは排気エアーにエアーツール潤滑用のオイルを含みます。コンパウンドに含まれるレベリング剤などの成分を含め、コーティング剤の結合力を弱めかねない余計な成分を可能な限り除去するため、２種類のクリーナーで計４回クリーニングを行います。
　ゆっくり慎重に、確実に丁寧に作業をすすめます。(^_^;)