海の上空の下中学校

♪海空中 4月17日 はにわ編2

さて、安藤たちが武士の怨念を聞いている頃、はにわ仮面は、と言うと

はにわ「フンフフ−ン♪」

と鼻歌を歌いながら非常事態に降りてきた防火扉を刀で切り刻
んでいました。

ちなみに分厚い鉄の扉です。おまえも十分化け物だろ。

はにわ「ん?上か…」

はにわ仮面、なんの匂いを嗅ぎ取ったのか、上への階段をのぼ
り始めました。

はにわ「フンフフ−ン♪私は〜勇者〜本当の〜勇者〜♪」

変な唄を上手に歌いながら。

はにわ「悪を倒し〜正義をつらぬく〜本当の〜「ぶしのたたりじゃ〜」
勇者〜♪ん?」

変な声が混じりました。

はにわ「何だ……?いや、気のせいだな。うん。」

はにわ仮面も無視をすることに決めたようです。

そして3階にさしかかった時、今度はさっきとは違う怪物に出会いました。

今度の奴は人間のような格好はしていますが、顔があきらかに人間ではありません。

イメージでゆうならピカチ。ウと細木○子をミックスした感じ?

腕に銃のような長い物がついていました。

怪物はそれをはにわ仮面に見せびらかすと、そりゃもうカール・ルイスもびっくりするぐらいの速度ではにわ仮面に大量の石を撃ってきました。

そして、さぁ、どうだ?と怪物がニヤリと笑いながらはにわ仮面を見たとき、驚きの光景が怪物の目に飛び込んできました。

飛んできた石をはにわ仮面は全て刀ではじいていたのです。しかも刀は刃こぼれ一つしてません。

はにわ「それだけかい?じゃあ、こちらから行かせてもらお
う!」

そう言ってはにわ仮面が怪物に切りかかりましたが、怪物はそれを無駄のない動きで回避しました。

はにわ「ほぅ…できるな?」

とはにわ仮面が言うと怪物が初めて口を開きました。

怪物「邪魔はさせぬ。悪いが……少し眠ってもらおう!」

はにわ「ほう、面白い!やれるものならやってみろ!」

今、二人の戦いの火蓋が切って音されました―――!

先に動いたのははにわ仮面!

はにわ「とうっ!」
   ――以下略――
はにわ+怪物「「!?」」

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